本多修郎(読み)ホンダ シュウロウ

20世紀日本人名事典 「本多修郎」の解説

本多 修郎
ホンダ シュウロウ

昭和期の哲学者 東北大学名誉教授。



生年
明治42(1909)年6月8日

没年
平成2(1990)年12月11日

出生地
福島県猪苗代町

別名
吉田 斂(ヨシダ オサム)

学歴〔年〕
東北帝国大学哲学科卒,東京帝国大学大学院哲学専攻〔昭和12年〕満期退学

学位〔年〕
文学博士

経歴
在学中、唯物論研究会に参加し、吉田斂の筆名自然弁証法を論じた。満州国陸軍軍官学校教授を経て、戦後東北大学助教授となり、昭和25〜48年教授。その後、東北工業大学教授、東北福祉大学教授を務めた。著書に「ヘーゲルと自然弁証法」「科学思想史概説」「現代物理学者の生と哲学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本多修郎」の解説

本多修郎 ほんだ-しゅうろう

1909-1990 昭和時代の哲学者。
明治42年6月8日生まれ。高橋里美,三宅剛一にまなぶ。昭和25-48年東北大教授。のち東北工大教授などをつとめた。ヘーゲルと自然哲学思想史を研究。平成2年12月11日死去。81歳。福島県出身。東北帝大卒。著作に「ヘーゲルと自然弁証法」「魔術から科学への道」「現代物理学者の生と哲学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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