日本歴史地名大系 「本満寺」の解説 本満寺ほんまんじ 京都市:上京区京極学区鶴山町本満寺[現在地名]上京区鶴山町日蓮宗。広布山と号し、本尊十界曼荼羅。寺伝によれば開基は日秀、応永一七年(一四一〇)今出川新(いまでがわしん)町(現上京区)の関白近衛道嗣邸に一宇を建立したのに始まる。日秀は道嗣の長子にあたり、当初、広宣流布山本願満足寺と号したという。天文元―二年(一五三二―三三)の一向一揆には日蓮衆徒が参戦したが、本満寺衆徒も加わり、細川晴元から感状(本満寺文書)を与えられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by