すべて 

本牧岬(読み)ほんもくみさき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「本牧岬」の意味・わかりやすい解説

本牧岬
ほんもくみさき

本牧鼻ともいう。神奈川県東部,横浜市にある横浜湾と根岸湾を分ける小半島。多摩丘陵末端が東京湾に突出したもので,標高 30~40mの台地をなす。幕末に横浜が開港したのち,北部の山手町に外国人の居留地が形成され,本牧,根岸など全域が住宅地として発展。海岸は海食崖と砂浜景勝地であったが,1967年なかばには全域が埋立てられ,岬は内陸地となった。北部には本牧埠頭と関連施設が建設され,南部は根岸湾から続く臨海工業地区。山手町は港の見える丘公園,外国人墓地などがあり,横浜の代表的な観光地。南東端に三渓園がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android