本田新田村(読み)ほんだしんでんむら

日本歴史地名大系 「本田新田村」の解説

本田新田村
ほんだしんでんむら

[現在地名]川本町本田

西は畠山はたけやま村に接し、本田村が他の三方を囲むが、「風土記稿」は同村との境は判然としないとする。幕府の見分役人へ提出された元文五年(一七四〇)本多新田村差出書(河野家文書)によれば、元和二年(一六一六)新開の田畑・屋敷計三〇町余が幕府代官大河内孫十郎の検地を受け、二〇〇石の高付が行われたが、西部のほうは畠山村の百姓が開発に従事したようで、「内六拾四石 畠山入百姓」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android