本練り糸(読み)ほんねりいと(その他表記)boiling-off silk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「本練り糸」の意味・わかりやすい解説

本練り糸
ほんねりいと
boiling-off silk

絹の練り糸の一種生糸を精練して,フィブロイン (絹の主成分をなす蛋白質) の繊維をおおうセリシン (蛋白質) を全部除去した光沢のある練り糸をいう。セリシンの残っているものは,その程度により七分練り糸,五分練り (半練り) 糸と呼ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む