本長者原新田(読み)もとちようじやはらしんでん

日本歴史地名大系 「本長者原新田」の解説

本長者原新田
もとちようじやはらしんでん

[現在地名]上越市長者ちようじや

新長者原しんちようじやはら村の南、別所べつしよ川の右岸に位置する本長者原村枝郷(元禄郷帳)。天和三年郷帳によると高七三石五斗余。同年の検地帳(「三郷村誌」所引)に川の氾濫や沼沢地、割地制度の名残信仰や神社との関連などを示す地名として、上川原・かや場・みひろ割・石わり・四石野境・きつね塚・天神田・天神がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android