本間山城(読み)ほんま やましろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本間山城」の解説

本間山城 ほんま-やましろ

?-? 鎌倉時代の武将
佐渡(新潟県)の守護代。正中(しょうちゅう)の変で佐渡に流されてきた日野資朝(すけとも)を,幕府の命で正慶(しょうきょう)元=元弘(げんこう)2年(1332)本間三郎に殺害させる。「太平記」によると,三郎山城の子で,資朝をたずねてきたその子の阿新丸(くまわかまる)(日野邦光)に父子ともに敵としてねらわれ,三郎は討たれた。名は泰宣(やすのぶ)。通称は山城入道。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android