精選版 日本国語大辞典 「朳・柄振」の意味・読み・例文・類語
え‐ぶり【朳・柄振】
〘名〙
① 農具の一種。長い柄の先に横板を付けた、くわのような形をしたもの。土塊を砕き、また、地面をならすのに用いたり、穀物などをかき寄せたりする。炭焼きに使うものは金属製で、炭がまから炭をかき出すのに使う。えんぶり。〔十巻本和名抄(934頃)〕
③ 「えぶりいた(柄振板)」の略。
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