朴正熙射殺事件

共同通信ニュース用語解説 「朴正熙射殺事件」の解説

朴正熙射殺事件

1979年10月26日夜、韓国の朴正熙パク・チョンヒ大統領(当時)と大統領警護室長を、一緒に酒席を囲んでいた中央情報部(KCIA)の金載圭キム・ジェギュ部長が短銃で射殺した事件。翌日未明に軍保安司令部に逮捕され、内乱罪などで起訴されると、約半年で死刑判決が確定し80年5月24日に絞首刑が実行された。再審請求した弁護団によると、最高裁判決では内乱罪を8人が認定した一方、6人が反対意見を出していたが、こうした事実は秘されてきた。韓国では事件に脚色を加えた映画「南山ナムサンの部長たち」が今年1月に公開されてヒットするなど今も社会的関心が高い。(ソウル共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android