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絞首刑 こうしゅけい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

絞首刑
こうしゅけい

死刑のうち,絞首の方法で執行されるもの。日本の死刑は刑法により絞首によるものと定められている (11条) 。その具体的執行方法は,現在も法律としての効力をもっている明治6年太政官布告 65号によって,いわゆる屋上絞架式と定められているが,現在は地下絞架式で執行されている。判例は,これを執行方法として基本的に同一であるから,現在の絞首刑の執行は違法ではない,としている。絞首刑には,締式絞首,懸垂式絞首,垂下式絞首などの方法がある。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

絞首刑

刑法11条が定める死刑の執行方烹江戸時代は火あぶりやはりつけなどもあったが、1882(明治15)年施行の旧刑法で、絞首刑と斬首刑から絞首刑だけとなった。1945年以降の執行は668人(法務省調べ)。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、絞首刑は他国も採用しており、昨年は北朝鮮、エジプト、マレーシア、シンガポールなど少なくとも計11カ国で執行。銃殺や電気いすの国がある一方、絞首刑から薬物注射に変更した国もあるという。

(2011-11-01 朝日新聞 朝刊 1社会)

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デジタル大辞泉の解説

こうしゅ‐けい〔カウシユ‐〕【絞首刑】

罪人の首を絞めて殺す刑罰
[補説]現行刑法上の死刑執行方法。

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大辞林 第三版の解説

こうしゅけい【絞首刑】

絞首して殺す刑。日本では、死刑の執行は絞首による。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

絞首刑
こうしゅけい

死刑の執行として、犯罪者の首を絞め、その生命を断つ方法。日本では、1880年(明治13)の旧刑法により、それ以前の絞、斬(ざん)およびその付属刑としての梟首(さらしくび)を改めて、絞首の方法のみに限定した(旧刑法12条)。現行刑法も死刑を存置するとともに、「死刑は、刑事施設内において、絞首して執行する」と規定している(刑法11条1項)。[名和鐵郎]

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世界大百科事典内の絞首刑の言及

【絞死】より

…なお,自分の体重を使って死ぬ場合,いわゆる〈首吊り〉は縊死(いし)といって区別される。したがって,日本の〈絞首刑〉は絞死ではなく,縊死である。【小嶋 亨】。…

※「絞首刑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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