杉ヶ越(読み)すぎがごえ

日本歴史地名大系 「杉ヶ越」の解説

杉ヶ越
すぎがごえ

日之影町と大分県南海部みなみあまべ宇目うめ町の境界に位置する峠。「日向地誌」では杉ノ越、一名木裏きうら越と記されている。北のかたむき山から南の新百姓しんひやくしよう山に連なる尾根の鞍部で、標高は約九三〇メートル。日之影町の中心部から五ヶ瀬川の支流日之影川の谷沿いに北上し、峠のトンネルを越えるときた川水系の落水おちみず川の谷を下り木浦きうら鉱山に至る。峠に奥村おくむら神社があり、旧称を杉越大明神といった。近世には毎年七月から九月まで道塞がりといい僧侶・婦人や前髪のある男性、太鼓などの鳴物、梨・柿・茄子などを持った者の通行を禁じていたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...

寒の内の用語解説を読む