杉本哲郎(読み)スギモト テツロウ

20世紀日本人名事典 「杉本哲郎」の解説

杉本 哲郎
スギモト テツロウ

大正・昭和期の日本画家



生年
明治32(1899)年5月25日

没年
昭和60(1985)年3月20日

出生地
滋賀県大津市

本名
杉本 哲二郎(スギモト テツジロウ)

学歴〔年〕
京都市立絵画専門学校〔大正9年〕卒

経歴
大正2年、山元春挙画伯に師事。昭和12年インドに渡り、アジャンター壁画セイロン島シーギリヤの壁画模写を完成した。18年東本願寺南方美術調査隊長として、アンコールワット、ボロブドールなどを踏査。44年から12年がかりで、仏教ヒンズー教などの有名な場所を描いた「世界十大宗教壁画」を完成。著書に「杉本哲郎画集及び画論」「印度の古壁画を探る」「インド古代壁画の研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉本哲郎」の解説

杉本哲郎 すぎもと-てつお

1899-1985 大正-昭和時代の日本画家。
明治32年5月25日生まれ。山元春挙に師事。昭和12年インドでアジャンタ壁画を模写,その後も東南アジア仏教美術を調査する。55年「世界十大宗教壁画」を完成した。昭和60年3月20日死去。85歳。滋賀県出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。本名は哲二郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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