ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「杉本忠惠」の意味・わかりやすい解説
杉本忠惠
すぎもとちゅうけい
[没]元禄2(1689).10.6. 江戸
江戸時代前期の南蛮流外科医。名は元政。ポルトガルの帰化人沢野忠庵に医術を学び,その女婿となった。寛文6 (1666) 年,将軍徳川家綱に謁して同 10年に 200俵の禄を受け,のちに法眼に叙せられた。これは幕府の医官として西洋流外科医採用の始りである。
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