杏仁油(読み)キョウニンユ

デジタル大辞泉 「杏仁油」の意味・読み・例文・類語

きょうにん‐ゆ〔キヤウニン‐〕【×仁油】

杏仁を圧縮して得られる無色または淡黄色の透明な脂肪油軟膏香油食用油などに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「杏仁油」の意味・読み・例文・類語

きょうにん‐ゆキャウニン‥【杏仁油】

  1. 〘 名詞 〙 杏仁をしぼって得る脂肪油。淡黄色、澄明の液で無臭。咳どめ薬、乳剤、軟膏などの製造、香油、食用油などに用いる。

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世界大百科事典(旧版)内の杏仁油の言及

【アンズ(杏)】より

…種子は杏仁(きようにん)といい,咳止めや喘息の漢方薬とされるが,青酸配糖体(アミグダリンamygdalin)を含むので専門家の指導によって服用する。杏仁からとった杏仁油は軟膏や毛髪油などに用いられる。【志村 勲】。…

※「杏仁油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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