杏壇(読み)キョウダン

デジタル大辞泉 「杏壇」の意味・読み・例文・類語

きょう‐だん〔キヤウ‐〕【×杏壇】

《「荘子漁父から》学問を教える所。学問所孔子が学問を講じた壇のまわりにあんずの木があったところからいう。

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精選版 日本国語大辞典 「杏壇」の意味・読み・例文・類語

きょう‐だんキャウ‥【杏壇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「荘子‐漁夫」の「孔子遊緇帷之林、休坐乎杏壇之上、弟子読書、孔子弦歌弾琴」による ) 孔子が学問を講じた壇。転じて、学問を教授する所。学堂
    1. [初出の実例]「梅苑芳席、群英摛藻、松浦玉潭、仙媛贈答、類杏壇各言之作」(出典万葉集(8C後)五・八六四・右詞文)

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普及版 字通 「杏壇」の読み・字形・画数・意味

【杏壇】きよう(きやう)だん

孔子の教壇。その旧址に杏を植えた。曲阜聖の前にある。〔荘子、漁父〕孔子、緇帷(しゐ)の林にび、杏壇の上に休み坐す。

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