杏花(読み)きょうか

精選版 日本国語大辞典 「杏花」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かキャウクヮ【杏花・杏華】

  1. 〘 名詞 〙(あんず)の花。
    1. [初出の実例]「杏花新色浅、菖葉早茎繊」(出典:経国集(827)二・和菅清公春雨之作〈滋野貞主〉)
    2. [その他の文献]〔梁元帝‐玄覧賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「杏花」の読み・字形・画数・意味

【杏花】きようか(きやうくわ)

あんずの花。唐・李商隠日日〕詩 日日に春光日光を鬪はす 山の斜路、杏香し 時の心、渾(すべ)て無事 游絲百尺の長きにぶことを得ん

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