村上姑南(読み)むらかみ こなん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村上姑南」の解説

村上姑南 むらかみ-こなん

1818-1890 幕末-明治時代の儒者
文政元年6月1日生まれ。豊前(ぶぜん)下毛郡(大分県)の人。広瀬淡窓にまなぶ。医学もおさめ,郷里で開業。慶応4年(1868)佐田五郎作らの御許山(おもとやま)騒動に際し,鎮撫(ちんぶ)のため豊後(ぶんご)(大分県)森藩にまねかれ,のち藩儒に登用された。明治23年6月21日死去。73歳。名は肇。字(あざな)は孟端。通称は慎次。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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