村山首相談話

共同通信ニュース用語解説 「村山首相談話」の解説

村山首相談話

1995年8月15日に、当時の村山富市首相が戦後50年にあたり閣議決定した談話。先の大戦で「国策を誤り、植民地支配と侵略によってアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」と認め、「痛切な反省の意と心からのおわびの気持ち」を表明し、その後の歴代内閣も日本政府の基本的見解として踏襲した。2005年の小泉純一郎首相の戦後60年談話でも「国策を誤り」の文言は除かれたが、「痛切な反省と心からのおわびの気持ち」の表現があらためて使われた。

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