デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杣田光正」の解説 杣田光正 そまだ-みつまさ 1795-1856 江戸時代後期の漆芸家。寛政7年生まれ。杣田光明の兄。越中(富山県)の人。家業をつぎ,狩野(かのう)派の絵もまなぶ。のち江戸にでて,青貝のほか金銀の切金(きりかね)と線条をもちいた精巧な漆器(杣田細工)を考案した。また富山藩校広徳館の剣術と柔術の師範役をつとめた。安政3年8月15日死去。62歳。通称は弥平太。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by