杯をする(読み)サカズキヲスル

デジタル大辞泉 「杯をする」の意味・読み・例文・類語

さかずきを◦する

誓い・約束・別れなどのしるしに杯を取り交わす。「祝言の―◦する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「杯をする」の意味・読み・例文・類語

さかずき【杯】 を する

  1. 酒を飲んで別れを惜しむ。別離の宴をする。
    1. [初出の実例]「妻子とも暇乞をし、またそち共盃をして」(出典:虎寛本狂言・武悪(室町末‐近世初))
  2. 結婚養子縁組などの関係を結んだしるしとして、杯をかわす。
    1. [初出の実例]「めでたき次郎太夫にさかつきして、子どもをあやかり侍らんとのたまひて」(出典:御伽草子・宝くらべ(室町時代物語大成所収)(室町末)下)

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