東(群馬県佐波郡)(読み)あずま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「東(群馬県佐波郡)」の意味・わかりやすい解説

東(群馬県佐波郡)
あずま

群馬県東南部、佐波郡(さわぐん)にあった旧村名(東村(むら))。2005年(平成17)伊勢崎市(いせさきし)に合併。現在は伊勢崎市の北東部を占める一地区。旧東村地域は、かつて全耕地面積の70%が畑で、その40%を桑園が占め(1980)、養蚕業が盛んであったが、宅地化が進み養蚕農家は減少を続けている。キュウリなどの野菜栽培が盛んで、酪農養豚も行われる。地域の南端には伊勢崎東流通団地がある。北部をJR両毛(りょうもう)線が走り、その国定(くにさだ)駅に近い養寿(ようじゅ)寺には、侠客(きょうかく)国定忠治の墓がある。

[村木定雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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