旺文社世界史事典 三訂版 「東アフリカ植民地」の解説
東アフリカ植民地
ひがしアフリカしょくみんち
ドイツ植民会社は1884年にタンザニアの首長たちから保護権を得,翌年この地域を保護領とした。しかし住民との衝突・反乱があいつぎ,1891年4月よりドイツ政府が直轄植民地とした。1905〜07年には,綿花の強制栽培や重税を課すドイツの植民地政策に反対する住民によって,マジ−マジ反乱が起こった。第一次世界大戦後に分割され,ベルギー・フランスの委任統治領となった。
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