東京大学本郷構内遺跡(読み)とうきょうだいがくほんごうこうないいせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東京大学本郷構内遺跡」の意味・わかりやすい解説

東京大学本郷構内遺跡
とうきょうだいがくほんごうこうないいせき

東京都文京区,東京大学の構内にある遺跡。 1983年以降,学内に設置された埋蔵文化財調査室が調査しており,中心江戸時代遺構遺物である。構内のほとんどの部分武家屋敷で,文献史料からはわからない多くの事実が明らかにされている。加賀藩前田家上屋敷,その支藩大聖寺藩富山藩の上屋敷,水戸徳川家中屋敷にかかわる遺構,遺物が調査されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android