東京都の燃料備蓄問題

共同通信ニュース用語解説 「東京都の燃料備蓄問題」の解説

東京都の燃料備蓄問題

都が首都直下地震に備え、石油小売業者の組合から購入した形となっている3億3700万円分の災害時用燃料が、実際には備蓄されていない状態だった。ランニングストック(流通在庫備蓄)方式と呼ばれ、2013年1月、都と組合が協定改正。14年度は本来ガソリン軽油がスタンド122カ所で計約900キロリットル、重油などは油槽所5施設で計約1850キロリットルを保管していることになっている。しかし組合は代金をプールし、年度ごとに都に返還して契約を更新。保管費として受け取った約2300万円も大半をプールしていた。

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