東倉里(読み)トンチャンリ

デジタル大辞泉 「東倉里」の意味・読み・例文・類語

トンチャンリ【東倉里】

朝鮮民主主義人民共和国北西部、平安北道の町。黄海に面する。事実上の弾道ミサイル発射基地西海衛星発射場がある。日本海側の舞水端里にある基地の老朽化に伴い建設された。とうそうり。
[補説]2012年4月人工衛星を搭載したロケット銀河3号が打ち上げられたが軌道投入に失敗。同年12月、再度銀河3号が打ち上げられ、人工衛星を地球周回軌道に投入することに初めて成功した。

とうそうり〔トウサウリ〕【東倉里】

トンチャンリ

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共同通信ニュース用語解説 「東倉里」の解説

東倉里

東倉里トンチャンリ 中朝国境に近い北朝鮮北西部の平安北道ピョンアンプクト鉄山チョルサン郡に位置し、黄海側にある。日本海側の北東部・舞水端里ムスダンリにあるミサイル発射場の老朽化に伴い、2000年代初めからミサイル発射場の建設が進められ、北朝鮮は「西海衛星発射場」と呼んでいる。12年4月と同12月、16年2月に長距離弾道ミサイル「テポドン2号」改良型を南方向に発射した。北朝鮮はいずれも「人工衛星打ち上げ」だと主張、固定式の発射台を使った。(共同)

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