東南田町(読み)ひがしみなみだまち

日本歴史地名大系 「東南田町」の解説

東南田町
ひがしみなみだまち

[現在地名]富山市南田町一―二丁目・上本町かみほんまち

てら町・南新みなみしん町の西、南北に延びる中野なかの町の東側に位置。田地方のうち。もとは太田口おおたぐち町・中野町の西側の西南田町と一町で、万治年間富山旧市街図には単に田町と記載。のち南田町と改称し、江戸時代末期の絵図等ではさらに東西に二分され、中野町と交差する四つ辻で東西に分けられた。

安永八年(一七七九)の書上(「町方旧記抜書」前田家文書)は東西に分けて町名を記し、ともに三丁目まであるとするが、家数は両町一括され、本家数八二・貸家数九一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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