日本歴史地名大系 「東宝珠花村」の解説 東宝珠花村ひがしほうしゆばなむら 千葉県:東葛飾郡関宿町東宝珠花村[現在地名]関宿町東宝珠花次木(なみき)村の南に位置し、西を江戸川が流れる。かつては対岸の西宝珠花村(現埼玉県庄和町)と一村であったが、寛永一八年(一六四一)の江戸川開削により分離されたという。両村は渡船で往来していた。河岸場(東宝珠花河岸)が設けられ、村内を通る日光東往還沿いには船宿などが立並んでいた。地内日枝神社の社前に永仁二年(一二九四)銘の武蔵型板碑がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報