東忠続(読み)アズマ タダツグ

20世紀日本人名事典 「東忠続」の解説

東 忠続
アズマ タダツグ

大正・昭和期の労働運動



生年
明治29(1896)年6月9日

没年
昭和25(1950)年3月24日

出生地
奈良県吉野郡十津川村

学歴〔年〕
同志社大学〔大正9年〕卒

経歴
同志社大学在学中に友愛会普選運動参加し、また労働運動における青年組織の中心をなした。大正10年藤永田造船所の争議で検挙され、出獄後は尼崎合同労働組合組合長となる。13年大阪毎日新聞記者となり、運動から離れた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東忠続」の解説

東忠続 あずま-ただつぐ

1896-1950 大正-昭和時代前期の労働運動家。
明治29年6月9日生まれ。同志社大在学中から友愛会の普選運動や労働運動に参加。大正10年関西労働同盟会の書記となり,藤永田造船所などの争議を指導。翌年尼崎合同労働組合長となる。その後「大阪毎日新聞」の記者となった。昭和25年3月24日死去。53歳。奈良県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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