大阪毎日新聞(読み)おおさかまいにちしんぶん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大阪毎日新聞」の意味・わかりやすい解説

大阪毎日新聞
おおさかまいにちしんぶん

1882年2月1日に創刊された『日本立憲政党新聞』が 85年『大阪日報』となり,さらに 88年 11月 20日改題されたもの。 97年には原敬が入社して翌年社長となり,桐原捨三を営業主任兼広告部長に据え,『朝日新聞』と激しい販売合戦を繰広げた。 1903年には本山彦一が社長に就任,営業の基礎を固めた。 11年には『東京日日新聞』を三菱から買収合併し,大阪毎日,東京日日で全国紙体制をしき,東京進出を果して飛躍的発展をとげた。大阪毎日,東京日日は 43年『毎日新聞』に題号統一朝日読売と並んで3大紙と評される。

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デジタル大辞泉プラス 「大阪毎日新聞」の解説

大阪毎日新聞

日本新聞ひとつ。「大阪日報」が1888年11月に改称して創刊。1911年、「東京日日新聞」を買収して全国紙への道を歩み始める。1943年、改称して「毎日新聞」となる。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「大阪毎日新聞」の解説

大阪毎日新聞
おおさかまいにちしんぶん

毎日新聞(まいにちしんぶん)

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世界大百科事典(旧版)内の大阪毎日新聞の言及

【毎日新聞】より

…日本の代表的新聞の一つ。《大阪毎日新聞(《大毎》)》と《東京日日新聞(《東日》)》がその前身。《大毎》は1876年2月,西川甫(はじめ)(1831‐1904)を社主に《大阪日報》として創刊,82年筆禍対策の〈身代り紙〉として興された《日本立憲政党新聞》に事実上受け継がれた(号数もこれから継承している)。…

※「大阪毎日新聞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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