東日野遺跡(読み)ひがしひのいせき

日本歴史地名大系 「東日野遺跡」の解説

東日野遺跡
ひがしひのいせき

[現在地名]四日市市東日野町 城山

北の鹿化かばけ川と南の天白てんぱく川に挟まれながらも、南北に細長い標高四〇メートルの台地上の集落跡。台地の東麓にひろがる四日市海岸平野との比高は約三五メートル。昭和三六年(一九六一)に発掘調査され、弥生時代後期から古墳時代前期の竪穴住居跡一四棟、室町時代の堀跡などが検出されている。

竪穴住居跡には、同じ場所に三棟が重複しているものもあり、住居の建替えのあったことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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