東永山屯田兵村(読み)ひがしながやまとんでんへいそん

日本歴史地名大系 「東永山屯田兵村」の解説

東永山屯田兵村
ひがしながやまとんでんへいそん

明治二四年(一八九一)に入植した屯田兵村。現旭川市永山一条ながやまいちじよう一九―二四丁目・永山町などの地。東兵村とも通称される。屯田歩兵第三大隊第二中隊が永山村一〇―一六丁目に入地。第二中隊入地の府県別戸数は宮城四六・山形四二・徳島二九・高知二七・鹿児島二三・新潟二三。鉄道用地(明治三一年天塩線開通)以北の裏通りに面する一一〇戸は、明治三七年の石狩川の氾濫で大被害を受けた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android