東沢瀉(読み)ひがし たくしゃ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東沢瀉」の解説

東沢瀉 ひがし-たくしゃ

1832-1891 幕末-明治時代の儒者
天保(てんぽう)3年10月9日生まれ。二宮錦水,佐藤一斎にまなび,岩国藩の藩校養老館でおしえる。尊攘(そんじょう)論をとなえ必死組を組織し,流罪となる。維新後は沢瀉塾をひらいた。明治24年3月28日死去。60歳。周防(すおう)(山口県)出身。名は正純。字(あざな)は崇一。通称は崇一郎。著作に「証心録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android