東泉水やぐら(読み)ひがしせんすいやぐら

日本歴史地名大系 「東泉水やぐら」の解説

東泉水やぐら
ひがしせんすいやぐら

[現在地名]鎌倉市浄明寺

鎌倉から金沢かなざわへ通ずる県道の泉水橋バス停南の谷にあり、約二〇穴からなるやぐら群。そのうち二穴に壁刻がある。一穴は奥壁に三基、左壁に一基の五輪塔、左壁に層塔が半肉彫されているが、層塔の彫刻は他のやぐらにまったく例をみない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android