東泉水やぐら(読み)ひがしせんすいやぐら

日本歴史地名大系 「東泉水やぐら」の解説

東泉水やぐら
ひがしせんすいやぐら

[現在地名]鎌倉市浄明寺

鎌倉から金沢かなざわへ通ずる県道の泉水橋バス停南の谷にあり、約二〇穴からなるやぐら群。そのうち二穴に壁刻がある。一穴は奥壁に三基、左壁に一基の五輪塔、左壁に層塔が半肉彫されているが、層塔の彫刻は他のやぐらにまったく例をみない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android