東流(読み)とうりゅう

精選版 日本国語大辞典 「東流」の意味・読み・例文・類語

とう‐りゅう‥リウ【東流】

  1. 〘 名詞 〙 東の方向に流れ注ぐこと。西方から東方に広まること。東方に伝わること。とうる。
    1. [初出の実例]「我国東流之教、仏日再中」(出典:往生要集(984‐985)末文)
    2. 「一河の東流して湾にそそぐにあふ」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔薛瑩‐秋日湖上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「東流」の読み・字形・画数・意味

【東流】とうりゆう(りう)

東流の水。唐・李白〔金陵歌、宣に送別す〕詩 鍾山盤して、走勢來(きた)り 秀色す、陽の樹 四十餘、三百秋 功名事跡、東に隨ふ

字通「東」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android