日本歴史地名大系 「東神崎村」の解説 東神崎村ひがしかんざきむら 広島県:世羅郡世羅町東神崎村[現在地名]世羅町東神崎大田(おおた)川(現芦田川)の南側の低地と、御調(みつぎ)郡との郡境にある宇根(うね)山(六五八・八メートル)から北西に延びる谷と、五〇〇メートルを超える山々を南部にもつ農村。北は本郷(ほんごう)村。大田川流域に耕地が広がり、谷の中ほどまで棚田がみられる。水田は大田川の水懸りではないため、干損の恐れが多かった。低地部には条里制の遺構が認められ、小字に大坪(おおつぼ)などがある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by