東西原村(読み)ひがしにしはらむら

日本歴史地名大系 「東西原村」の解説

東西原村
ひがしにしはらむら

[現在地名]城端町東西原

赤祖父あかそぶ川上流の谷間に位置し、西は小谷谷おたにだに川を境に西明さいみよう村、北は赤祖父川中流左岸の井口中いのくちなか(現井口村)。初めは赤祖父川の西の原野という意味で単に西原とよび、その後山田やまだ郷の西原村と区別するため東西原と称したのであろう。元和五年(一六一九)の家高新帳では「しやはミ与」に属し、役屋数二。正保郷帳では高一九二石余、田方九町八反余・畑方三町。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android