東阿用村(読み)ひがしあようむら

日本歴史地名大系 「東阿用村」の解説

東阿用村
ひがしあようむら

[現在地名]大東町東阿用

阿用下分あようしもぶん村の南、あか川の支流阿用川中流域に位置する。正保国絵図に村名がみえる。承応三年(一六五四)検地帳によると田畑五〇町七反余・分米五八一石余、屋敷数は引屋敷八(うち御蔵屋敷三)・御役目屋敷三六。元禄十年出雲国郷帳では高一千二九七石余、寛文四年(一六六四)の本田高一千二七一石余・新田高一三石余。「雲陽大数録」では高三九〇石。「郡村誌」によると戸数六二(うち社二・寺一)・人数二四九、民業は農業三七戸・工業七戸・商業一四戸、物産は生人参一八〇貫目・荒苧八〇貫目・櫨実一五〇貫目・薪八〇貫目・木綿二〇〇反。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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