松下直美(読み)マツシタ ナオヨシ

20世紀日本人名事典 「松下直美」の解説

松下 直美
マツシタ ナオヨシ

江戸時代末期・明治期の司法官 大審院判事;福岡市長。



生年
嘉永1年11月1日(1848年)

没年
昭和2(1927)年5月18日

別名
通称=嘉一郎,駿一郎

経歴
旧福岡藩士。蘭学英語を学び、慶応3年(1867年)スイス留学。維新後は山口地裁所長、大審院判事などを歴任。明治32年福岡市長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松下直美」の解説

松下直美 まつした-なおよし

1848-1927 幕末-明治時代の武士,官吏
嘉永(かえい)元年11月1日生まれ。筑前(ちくぜん)福岡藩士。長崎で蘭学,英語をまなぶ。慶応3年藩の初の留学生としてスイスにいく。維新後は兵部省,太政官につとめ山口地方裁判所所長,大審院判事などを歴任,明治32年から福岡市長をつとめた。昭和2年5月18日死去。80歳。通称は嘉一郎,駿一郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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