松並平遺跡(読み)まつなみだいらいせき

日本歴史地名大系 「松並平遺跡」の解説

松並平遺跡
まつなみだいらいせき

[現在地名]棚倉町下山本

久慈くじ川右岸の東西約三〇〇メートル・南北約一キロに広がる標高約二四〇メートルの段丘北部、字松並平にある。古墳時代から平安時代にかけての大規模集落跡。昭和五八年(一九八三)に遺跡の一部が調査されて竪穴住居跡四九軒・掘立柱建物跡一四棟、土坑一一六基などが発見され、この地方の大規模集落跡の初めての調査例となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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