松丸東魚(読み)マツマル トウギョ

20世紀日本人名事典 「松丸東魚」の解説

松丸 東魚
マツマル トウギョ

昭和期の篆刻家,書家



生年
明治34(1901)年9月8日

没年
昭和50(1975)年6月9日

出生地
東京・日本橋

本名
松丸 長三郎

旧姓(旧名)
須山

学歴〔年〕
中央商業学校〔大正7年〕卒

経歴
少年時代より篆刻に親しみ、大正印会に入り新間静邨らに学ぶ。東方展に出品、同展を通じ河井筌盧に師事呉昌碩から影響をうける。戦後日展会員。昭和28年皇后陛下の御印を刻す。この間、11年に知丈印社を創立、後輩の育成にあたり、30年篆刻普及のため白紅社を興し、関係図書を出版。作品集に「東魚印存」(全4集)「東魚刻印初集」など。呉昌碩作品の収集、紹介にもつとめる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松丸東魚」の解説

松丸東魚 まつまる-とうぎょ

1901-1975 昭和時代の篆刻(てんこく)家。
明治34年9月8日生まれ。東方書道会の東方展に毎回出品し,昭和16年特別賞をうける。この間,11年知丈印社を創設。30年印譜の出版などをめざして白紅社を設立した。昭和50年6月9日死去。73歳。東京出身。旧姓は須山。本名は長三郎。作品集に「東魚印存」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「松丸東魚」の解説

松丸 東魚 (まつまる とうぎょ)

生年月日:1901年9月8日
昭和時代の篆刻家
1975年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む