松原地蔵尊(読み)マツバラ ジゾウソン

20世紀日本人名事典 「松原地蔵尊」の解説

松原 地蔵尊
マツバラ ジゾウソン

大正・昭和期の俳人



生年
明治30(1897)年10月10日

没年
昭和48(1973)年10月7日

出生地
富山県氷見郡阿尾村阿尾

本名
松原 重造

学歴〔年〕
東京商大〔大正12年〕卒

経歴
小池銀行に勤務し営業部長、山一証券大阪支店長、本社常任監査役幹事長などを歴任。大正4年、5年頃から「ホトトギス」に投句し、昭和2年「境地」を創刊主宰。6年「句と評論」を創刊し、新興俳句運動の重要な一翼をになう。戦後は「海流」を創刊、26年「新暦」と改題して主宰。45年「松原地蔵尊句集」を刊行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松原地蔵尊」の解説

松原地蔵尊 まつばら-じぞうそん

1897-1973 大正-昭和時代の俳人。
明治30年10月10日生まれ。山一証券取締役,小柳証券参与などをつとめる。大正3年ごろから「ホトトギス」に投句。昭和2年「境地」,6年「句と評論」,22年「海流」(のち「新暦」と改題)を創刊した。昭和48年10月7日死去。75歳。富山県出身。東京商大(現一橋大)卒。本名は重造。
格言など】癒えたしと泪眼にする小夜時雨(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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