松原新助(読み)まつばら しんすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松原新助」の解説

松原新助 まつばら-しんすけ

1846-1899 明治時代の陶業家。
弘化(こうか)3年生まれ。明治初年郷里の加賀(石川県)能美郡(のみぐん)八幡村に窯をきずく。10年阿部碧海(あべ-おうみ)のために素地をつくり,15年有田風の丸窯,20年フランス式石炭窯をきずく。のち九谷改良所からゆずりうけた石炭窯で輸出素地をつくった。明治32年死去。54歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android