松子(読み)しょうし

精選版 日本国語大辞典 「松子」の意味・読み・例文・類語

しょう‐し【松子】

[1] 〘名〙 まつかさ。まつぼっくり。
田氏家集(892頃)上・九日侍宴冷然院各賦山人採薬「誰計常思松子遇、未知要繞葛陂投」 〔韋応物秋夜寄丘二十二員外詩〕
[2] 中国、漢代の仙人赤松子のこと。周の王子喬と並び称せられる。→松喬

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デジタル大辞泉 「松子」の意味・読み・例文・類語

しょう‐し【松子】

まつかさ。まつぼっくり。

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普及版 字通 「松子」の読み・字形・画数・意味

【松子】しようし

松かさ。唐・応物〔秋夜~〕詩 君を懷うて、秋夜に屬す 散して、涼天に詠ず 山しくしてつ 幽人應(まさ)に未だ眠らざるべし

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