王子喬(読み)オウシキョウ

世界大百科事典 第2版の解説

おうしきょう【王子喬 Wáng Zǐ qiáo】

中国古代の仙人。後漢の蔡邕(さいよう)の〈王子喬碑文〉はいつの時代の人かわからぬという。《列仙伝》は,《国語》や《逸周書》に賢者として見える太子晋に結びつけ,周の霊王の太子の姫晋であるとする。の笛を吹くことを好み,鳳凰鳴声を模することができた。道士の浮丘公に会い,つれられて嵩高山(すうこうざん)に入って仙人となった。魏晋南北朝時代以来,赤松子とならんで古代の仙人の代表とされ,詩文や絵画に登場することが多い。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

おうしきょう【王子喬】

周の霊王の太子。名は晋。子喬は字あざな。直諫して廃せられ庶人となった。のち登仙したと伝えられる。生没年不詳。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

おう‐しきょう ワウシケウ【王子喬】

中国、周代の仙人。名は。霊王の太子といわれる。道士浮丘公に従って嵩高山に上り、仙道修得。白い鶴に乗り、笙(しょう)を吹きながら空中を飛翔(ひしょう)したという。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

人望

信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること。「人望を集める」「人望を失う」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android