松岡大蟻(読み)まつおか たいぎ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松岡大蟻」の解説

松岡大蟻 まつおか-たいぎ

?-1800 江戸時代中期-後期武士,俳人
播磨(はりま)(兵庫県)姫路藩士。江戸にすみ,算学・暦学にすぐれ,暦作御用などをつとめた。俳諧(はいかい)を松岡大魚にまなぶ。天明3年「翁反故(おきなほご)」を刊行したが,同書にあつめられた松尾芭蕉(ばしょう)の書簡は偽書簡とされる。叔父松岡青蘿(せいら)。寛政12年1月27日死去。本姓は大原。名は柏。字(あざな)は儀之進。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android