20世紀日本人名事典 「松岡英夫」の解説
松岡 英夫
マツオカ ヒデオ
昭和・平成期の政治評論家,幕末史研究家 元・毎日新聞論説委員。
- 生年
- 大正1(1912)年12月9日
- 没年
- 平成13(2001)年4月8日
- 出生地
- 新潟県新潟市
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学文学部社会学科〔昭和13年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 日本記者クラブ賞〔昭和51年〕,毎日出版文化賞〔昭和54年〕「大久保一翁」
- 経歴
- 昭和13年東京日日新聞社(現・毎日新聞社)に入り、政治部長、論説委員、東京本社編集局次長を経て、44年退社。50年終身名誉職員。46〜59年「サンデー毎日」のコラム「サンデー時評」を担当、51年毎日新聞の長期連載「この人と」で日本記者クラブ賞を受賞するなど退社後も経済評論家として活躍。また幕末・維新史研究家としても知られ、「岩瀬忠震―日本を開国させた外交家」「大久保一翁」「河上丈太郎伝」「安政の大獄」など執筆。一方、58年東京都知事選に革新統一候補として立ち、当時現職の鈴木俊一都知事と争って惜敗した。他の著書に「人権擁護六十年―弁護士海野普吉」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報