松明山古墳群(読み)たいまつやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「松明山古墳群」の解説

松明山古墳群
たいまつやまこふんぐん

[現在地名]今立町東庄境・赤坂

鯖江市境の八幡はちまん山の西端部で、赤坂あかさかから東庄境ひがししようざかいにかけての丘陵上に分布する約五〇基の古墳群。ほとんどは未調査であるが、昭和五四年(一九七九)東部に位置する二号・三号墳が調査され、山麓には横穴式石室をもつ古墳もあり、四―六世紀の間に営まれた古墳群であろう。

二号墳は墳丘東西約一七・五メートル、南北約一七メートル、高さ約二・五メートルの方墳で、箱形木棺と思える埋葬施設から銅鏡一面、首飾二連(管玉一二四個、勾玉一八個)、鉄一、土師器若干を検出

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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