デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本重巻」の解説 松本重巻 まつもと-しげまき ?-? 江戸時代前期-中期の歌舞伎役者。2代松本名左衛門の門人。大坂で若衆方として初舞台をふみ,のち若女方になる。京都早雲座,江戸山村座などで人気を博した。傾城(けいせい)役をもっとも得意とした。享保(きょうほう)8年(1723)京都大黒屋座にでたが,その後の消息は不明。「役者全書」には江戸で香具屋をいとなんだとある。通称は菱屋重助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例