松村喜雄(読み)マツムラ ヨシオ

20世紀日本人名事典 「松村喜雄」の解説

松村 喜雄
マツムラ ヨシオ

昭和・平成期の推理作家,評論家,翻訳家



生年
大正7(1918)年9月16日

没年
平成4(1992)年1月10日

出生地
東京

別名
別名=花屋 治(ハナヤ オサム)

学歴〔年〕
東京外国語学校(現・東京外国語大学)仏語科卒

主な受賞名〔年〕
日本推理作家協会賞(第39回・評論の部)〔昭和61年〕「怪盗対名探偵

経歴
外務省に入り、ハノイ大使府、ラオス大使館、サンフランシスコ総領事館在勤のかたわら、本格推理小説、国際情報小説を発表。昭和61年「怪盗対名探偵」で第39回推理作家協会賞(評論の部)を受賞。新聞「読書人」「信濃毎日」にミステリー評論を執筆。訳書にステーマン「マネキン人形殺害事件」ガボリオ「ルコック探偵」ボロアー「殺人者なき六つの殺人」ナルスジャック「死者は旅行中」、著書に「謀殺のメッセージ」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松村喜雄」の解説

松村喜雄 まつむら-よしお

1918-1992 昭和後期-平成時代の小説家
大正7年9月16日生まれ。外務省にはいり,ラオス大使館,サンフランシスコ総領事館などにつとめる。一方,花屋治(おさむ)の名で本格推理小説や国際情報小説をかき,昭和61年「怪盗対名探偵」で日本推理作家協会賞(評論の部)をうけた。平成4年1月10日死去。73歳。東京出身。東京外国語学校(現東京外大)卒。作品に「白い乱気流」,訳書にガボリオ「ルコック探偵」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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