デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松林飯山」の解説 松林飯山 まつばやし-はんざん 1839-1867 幕末の儒者。天保(てんぽう)10年2月16日生まれ。肥前大村藩(長崎県)藩儒。安積艮斎(あさか-ごんさい)に師事し,昌平黌(しょうへいこう)にまなぶ。安政6年藩校五教館学頭となり,文久2年大坂で松本奎堂(けいどう)らと双松岡塾をひらいた。藩にあっても尊王派として活躍したが,慶応3年1月3日佐幕派藩士に暗殺された。29歳。筑前(ちくぜん)(福岡県)出身。名は漸。字(あざな)は伯鴻。通称は漸之進,廉之助。著作に「飯山文存」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例